「みんな」と言いたいときに使うフレーズ!
今回は「みんな」、「君たち」を表す英語フレーズをご紹介します。
それが“y’all”です。
このフレーズは、海外の映画などにも出てくる言葉です。
この記事では、”y’all”の意味や使い方、“you”との違いについて解説していきます。
“y’all”の意味
[ヨール]
「みんな」
「君たち」
“you all”を略した英語で、「みんな」や「君たち」と言いたいときに使います。
ビジネスシーンでは使わず、日常会話で使うのがオススメです。
“Hey, y’all!”
[ヘイ ヨール]
「やあ、みんな!」
“Y’all! Take a look at that!”
[ヨール テイク ア ルック アット ザット]
「君たち!あれを見て!」
“y’all”と”you”の使い分け
“y’all”は、“you all”を略した言葉です。
しかし、そもそも“you”単体にも「あなた」、「あなた達」という意味もあります。
となると、下記のように思った方もいると思います。
じゃあ”y’all”使わないで、シンプルに”you”だけでもいいんじゃない?
ですが”y’all”が使われるのも、ちゃんと意味があります。
“you”単体だと「あなた」と「あなた達」、どっちの意味で使っているのかわかりづらい場面があります。
そういう時の区別として、“y’all(you all)”を使います。
オリジナル会話例文:”y’all”
とりかむ君、必死に何かに話しかけていますが、返事してくれないようです。
それを見たとりかなちゃんがアドバイスします。
Hey, you!
[ヘイ ユー]
「ねえ、君!」
What are you doing?
[ワット アー ユー ドゥーイング]
「何してるの?」
No one is responding to me.
[ノー ワン イズ レスポンディング トゥー ミー]
「誰も返事してくれないんだよ。」
Try saying “y’all” instead of “you.”
[トライ セイイング ヨール インステッド オブ ユー]
「『君』じゃなくて『君たち』と言ってみたら?」
Oh, right!
[オー ライト]
「そっか!」
Y’all! … Huh? Still no response.
[ヨール ハァ? スティル ノー レスポンス]
「君たち!…あれ?返事しないなぁ。」
Who are you talking to, anyway?
[フー アー ユー トーキング トゥー エニウェイ?]
「というか誰に話しかけてるの?」
The sheep over there.
[ザ シィープ オーヴァー ゼァ]
「そこの羊たち。」
……
[……]
「……。」
とりかなちゃん、「全員に反応してほしいなら”you”じゃなくて、”y’all”を使うと良い」とアドバイスしてましたね。
それにしてもとりかむ君、かなり難易度の高いことをしていますね…。
“y’all”はスラング?
“y’all”がスラングかどうかは、使う地域や文脈によって感じ方が異なります。
“y’all”は、”you all”の省略形で、カジュアルな会話でよく使われます。
フォーマルな文書やスピーチでは避けられる傾向があるため、その意味で「スラング」として分類されることがあります。
しかし中には、”y’all”はアメリカ南部の方言であり、スラングではなく「地域特有の言葉」として使われているという見方もあります。
似ている他のフレーズ
以下は”y’all”と似たニュアンスを持つ表現です。
- you guys[ユー ガイズ]
「君たち」や「みんな」を意味するカジュアルな表現。 - All of you[オール オブ ユー]
「あなたたち全員」を意味し、カジュアルからフォーマルまで幅広く使えます。 - everybody[エヴリバディ]
「みんな」を意味する表現で、カジュアルからフォーマルまで幅広く使えます。
まとめ
今回は「みんな」、「君たち」を表す英語フレーズをご紹介しました。
“y’all”
「みんな」
「君たち」
地域によってはスラングとみなされることもありますが、親しみを込めた言葉としても使われています。
フォーマルな場では避けるのが無難ですが、日常会話で役立つ表現です。
そして、「了解!」と表す英会話フレーズもご紹介してます。
ガッチャ!
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