
「相手に判断を任せたい」ときに使うフレーズ!
今回は「あなたに任せる。」と言うときに使う英語フレーズのご紹介です。
それが“It’s up to you.”です。
自分で決められないときや、相手の考えを尊重したいときに使えます。
この記事では英語初心者の方でも分かりやすく、意味や使い方を例文付きで解説してます。
“It’s up to you.”の意味
[イッツ アップ トゥー ユー]
「あなたに任せる。」
「それはあなた次第。」
“It’s up to you.”は、「相手に選択の自由を与える」ニュアンスを持つフレーズです。
以下のようなときに使ってみましょう。
- 自分では決められないとき
- 相手の意見を尊重したいとき
“Where do you want to go from now on?”
[ウェア ドゥー ユー ウォント トゥー(ウォントゥー) ゴー フロム ナウ オン?]
–”It’s up to you.“
[イッツ アップ トゥー ユー]
「今からどこ行きたい?」
ー「あなたに任せる。」
“What do you want to order?”
[ワット ドゥー ユー ウォント トゥー(ウォントゥー) オーダー?]
–”It’s up to you.“
[イッツ アップ トゥー ユー]
「何を注文したい?」
ー「君に任せるよ。」
オリジナル会話例文:”It’s up to you.”
とりかむ君が、とりかなちゃんと遊んでいます。
映画を観に行くことになり、映画館に来ました。
たくさんの作品が上映しています。
とりかむ君たちは、どの作品を観るのでしょうか。

There are so many movies.
[ゼア アー ソー メニー ムーヴィーズ]
「たくさんの作品が上映してるね。」

Yeah!
[イェア]
「そうだね!」

Which movie do you want to watch?
[ウィッチ ムーヴィー ドゥー ユー ウォント トゥー(ウォントゥー) ウォッチ?]
「どれ観たい?」

It’s up to you!
[イッツ アップ トゥー ユー]
「まかせるよ!」

Really?
[リアリー?]
「ホントに?」

So…Stardust Wars!
[ソー スターダスト ウォーズ]
「じゃあスターダストウォーズ!」
とりかむ君、観る映画をとりかなちゃんに譲ってあげました。
そして意外にもSF好きのとりかなちゃんでした。
省略形:”Up to you.”
[アップ トゥー ユー]
「あなたに任せる。」
「それはあなた次第。」
“It’s up to you.”の“It’s”を省略した”Up to you.”があります。
意味は同じで「あなたに任せる。」となります。
カジュアルな場面や友人との会話でよく使われますが、砕けた言い方のため、フォーマルな場面では”It’s up to you.”の方がオススメです。
少し似た表現:”Either is fine.”
[イーザァー イズ ファイン]
「どっちでもいいよ。」
「どちらでも構いません。」
“Either is fine.”は「相手に判断を任せる点」においては、”It’s up to you.”と同じです。
しかし、”Either is fine.”は、2つの選択肢に対して「aとbどちらでも構いません」と伝えるときに使います。
“Which do you want tea or coffee?”
[ウィッチ ドゥー ユー ウォント ティー オア コーフィー?]
–”Either is fine.“
[イーザァー イズ ファイン]
「ティーとコーヒーどっち欲しい?」
ー「どっちでもいいよ。」
その点“It’s up to you.”は、2つの選択肢以外に対しても使えます。
例えば「どこ行きたい?」、「何したい?」というような質問に対して、“It’s up to you.”「あなたに任せる。」と使えます。
これらの質問に対して”Either is fine.”「どっちでもいいよ。」だと、文の流れ的におかしくなるため使えません。
以下の記事で、“Either is fine.”を例文付きで詳しく解説してます。
まとめ
今回ご紹介したフレーズはこちら。
“It’s up to you.”
「あなたに任せる。」
「それはあなた次第。」
自分では決められないときや、相手の意見を尊重したいときに使われます。
また”It’s”を省略した“Up to you.”も、意味は同じですがよく使われます。
シンプルで便利な英語表現なので、ぜひ活用してみてください。
そして、先ほど少し触れた“Either is fine.”も詳しく解説してます。

これも便利フレーズだよ!
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